私は会社員を辞めて起業をしたひとり。
いわゆる起業家になったわけです。
起業をして3年目を迎えています。
今では起業をすることは決して珍しくないですよね。
私が起業をした2017年とは時代の流れがまた変わりました。
YouTubeがこんなに流行るなんて、テレビよりもNetflixを見るようになるなんて、本当に思ってもいませんでした。笑
副業も今では当たり前。
しないとヤバいとまで言われています。
副業は必ずしも会社側にバレたら即クビとはならず、
罰されるわけでもありません。
顔出しして副業をしなくても案外こっそりできる仕事も増えました。
国が老後の面倒見れないので、自分で資産を築いておいてねと暗に言っているようなもんですからね。
自分に必要なお金は自分で稼がないといけない世の中になりました。
しかし、私が実体験で思ったことをここで記したいと思います。
まさに起業の落とし穴。
心当たりのある人はぜひ気をつけて下さいね。
起業をしても自分が変わるわけではない

私が起業を選んだのは、とにかく会社を辞めて自分で何かをしたかったという思いが学生時代からあったからです。
しかし、それだけではなく、
私は会社員時代、本当に要領が悪く、作業のスピードも遅いので、
「仕事ができない」と上司からレッテルを貼られていたのです。
そうか、私は仕事ができないのか・・・。
会社のお荷物なんだ・・・。
なんの役にも立たない・・・。
そんな考えがいつも頭の中にありました。
そんな自分が嫌でもありました。
もっと仕事ができるようになりたい!
使える人間だと思われたい!
会社に認められたい!
そう思うようになったんです。
誰でもこういう気持ちは持っていますよね。
いつの日か、言葉は悪いですが「見返してやりたい!」と思うようになっていました。
「すごいじゃん!」って言ってもらえる自分になる!とどこかで思うようになったんです。
その手段がなんと起業でした。
私は起業をすることで周りの人間から「すごいね!」という言葉を浴びたかったのです。
しかし、それで起業をした私は、上手くいかない現実に苦戦することになります。
当然ですが、起業をしたからと言って、私はすごい人間にはなれないのですから。
見つめるべきは自分の内面

起業をした立派な起業家という鎧を身にまとえば、私は仕事ができるすごい人間になれる!と心のどこかで期待をしていました。
しかし、そんなことはあるはずもなく、
その鎧は崩れ去ったのです。
最初はもちろん周りから「すごいね!」と言われました。
「起業をするなんて勇気あるね!」とも言われました。
私の中ではあまり勇気は必要なかったのですが、周りの人にはそう映ったようです。
しかし、自分が望んでいた「すごいね」ともらったにも関わらず、
自分は満たされなかったのです。
なぜなら、現実は何もすごくなかったから。
売り上げが立たない。
仕事がない。
お申し込みがない。
集客ができない。
悩みが溢れるほどたくさんありました。
すごいどころか、その現状を誰にも話せず苦しいばかり。
“起業をしたのだから、上手くいってないなんて知られたら恥ずかしい”
そう思っていたので、どうにか隠そう隠そうとしていました。
起業をして上手くいかないなんて当たり前にあることなのに、私はそれを恥ずかしいと思っていた。人に知られたくないと思っていました。
失敗が怖かったし、失敗を人に知られてどう思われるかが怖かったのです。
そう、見つめるべきは自分の内面。
私は自分と向き合うことが何より必要だったのです。
何もないしょぼい自分にOKを出す

鎧を着たって、それで自分がすごい人になるわけではありません。
私は起業をして経営をしていく中で痛感したこと。
そう、何もできていない自分を受け止められず、何も結果を出せていない自分を直視することが怖くて仕方がなかったのです。
しかし、それは事実。
だからと言ってショックを受けるのではなくて、
ただひたすらに何もない真っ裸の自分をしっかり見るということ。
そして、そんな自分もOK、全然いいじゃん!と受け入れることが必要だったのです。
起業をしなくても、私はそのまんまでいい。
むしろ、会社員だろうが起業家になろうがどちらでもいい。
自分という人間になんの影響もないのです。
すごいなんて言われなくても、あなたは十分すごい。
そのまんまでいいのです。
まとめ
だから私のように、他人からの賞賛が欲しくて起業をするのはやめましょうね。
そんなにいないとは思いますけどね。笑
多くの人はちゃんと考えて行動するタイプだと思うので、私のように無謀なことはしないでしょう。笑
今回は起業をテーマに扱いましたが、自分の内面の問題はあらゆることに関係してきます。
何かを得れば幸せになる、何かを得れば私はきっとすごくなる。
それは幻想だということをしっかり心に刻んておいてください。
私の借金400万円から自己破産するまでのストーリーが読めます
私はつい最近まで、借金が400万円あり、
請求書や裁判所から出廷しろと書類が届いたりで、不安でたまらない毎日を送っていました。
しかし、このまま逃げ続けても仕方ない、向き合おうと決意し、
法的機関へ相談して自己破産という手続きをとることになりました。
誰しも、人に言えないだけで、お金に対して悩んでいるのだと、
私は自分のこの一見マイナスな経験をオープンにすることで、痛感したのです。
自己破産に対して、いろいろ言われたこともありますが、
生き直す機会を与えてもらったと思い、今はその経験を生かし、記事を書くことができました。
子育ての合間に何とか書き上げたもので、
少しずつ購入してくださる方も増えました。
同じ悩みを持っている方がほとんどで、
「自己破産をするかどうか悩んでいたのでとても役に立ちました!」と言っていただきました。
こちらから途中まで無料で読めますし、
続きが読みたい方は【480円】で読むことができます。
私が時間(約7・8年)とお金(借金400万円)を実際に投じて経験したことを
この価格で疑似体験できるのはかなりお得ではないかと自分でも思います。笑
ご興味ある方はぜひご覧ください^^
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